イメージイラスト
◎DATE(キャラシートに掲載されている情報)
NAME:レヴィ
SEX:♂
AGE:24
GROUP:紅龍会・実働部隊『狼』下級構成員
SKIL:『フードファイター』・摂取カロリーを身体能力に変換
REQUEST:親友
TRIP:不要
本名:レヴィ・コモゾロフ
通称:【ダッフル】レヴィ
住居:異邦人街、紅龍会管理下のアパルトメント
戦闘スタイル:軍隊格闘(軍正式採用ナイフ所持)
備考:
紅龍会の実力派暗殺者。
殺しの力量、人殺しへの躊躇の無さなどは特筆に値する。
反面、吃音症を患っており人見知りをする性格。
見た目に反して精神年齢が低め。
そのためコミュニケーションが出来ずに地位は低く、行動も単独行動が多い。
記録は抹消されているが軍学校を中退している。
人物像:
吃音症(どもり症)患者で人見知り。
精神年齢は14歳で止まっている。
そのため純粋であるが、過去の経験によって精神を壊しているので善悪の判断基準がなく犯罪に罪悪を感じない。
一人称は僕。ダッフルコートを愛用しスーツは稀。
子供がそうする程度には敬語を使う。
「僕、は……殺し、屋……だから……」
軍学校時代:
11歳から14歳まで軍学校に通っていた。
ある事件の被害者となったことから心を病み、転がり落ちるように殺人鬼への道を進む。
大きな事件ではあったが軍学校の生徒が殺人を犯したという事実を隠蔽するために記録からは抹消されている。
犯罪者となったことで行き場を失ったが紅龍会に拾われて現在に至る。
無論紅龍会は善意で拾ったわけではない。
ただ周囲の感情に本人は無頓着であり、生きていられるならいいと納得している。
異能『フードファイター』:
摂取したカロリーを超高効率でエネルギー変換し、身体能力を爆発的に高めることが出来る異能。
極めて高い身体能力を得ることが出来るが、反面カロリーの消費量も爆発的に高い。
その上カロリーを溜めておくことは出来ず、能力を使用していなくとも大量のカロリーを常時消費してしまう。
定期的に大量の食事を必要とし、多少の飢えが危険につながる。
◎キャラクターシートに記載されていない設定
・軍学校を辞める原因となった事件:
レヴィの家族に関わることであり、全体的に見ればレヴィはこの事件の被害者であり加害者でもある。
まずレヴィの家族構成。
父:ビリー。軍人で厳しい人物だったが誰よりも家族と街の人々を思う優しさを持った人。レヴィの憧れであり、レヴィが軍学校に入った理由である。
母:エラ。優しい笑みを絶やすことの無い温厚な人物。お人好しなのが玉に瑕だが活動的で芯の強い女性。専業主婦だがレヴィが生まれてからパートなどで働くことになる。
レヴィ:当時14歳。軍学校3年目。父に憧れ母に支えられ立派な軍人を夢見ていた。恥かしがりやだが行動力がある少年だった。
コモゾロフ家はビリーが軍人なのでそれなりに裕福であったが、レヴィの異能ゆえに金はいくらあっても足りずエラも働かざるを得ない家庭だった(レヴィが生きるためには継続的な大量の食事が必要。そのため家計は厳しかった)。
レヴィもそれを知っていたので家族への負担を減らせるようにという意味と父への憧れを持って軍学校に入っていた。
事件の発端は他愛ない交通事故である。
いわゆる飲酒運転で歩道に乗用車が突っ込んできた。ただそれだけの事件であった。
問題はその歩道を歩いていたのがビリーで、車に轢かれた彼が即死したことである。
軍人としていつ死んでもいいという覚悟は家族の中に無かったわけではないが、他愛ない交通事故で大切な人を亡くしたショックは母子ともに大きかった。
とりわけエラはショックを受けて精神的な病気になってしまう。
その度合いはひどいもので、寮に住んでいたレヴィが頻繁に家に帰って様子を見る必要があるほどだった。
逆に言えばエラが病気になるほど落ち込んだことでレヴィが落ち込みすぎずに済んだとはいえたのかもしれない。
なんにせよレヴィは母のために尽くす決意と行動力のおかげで日々を過ごしていた。
ある日、いつも通りに自宅へレヴィが母の様子を見に行ったときである。
自宅の中には母エラが一人。いつもと違うのはエラが父ビリーの形見の軍用ナイフを持っていたことである。
エラはレヴィをためらいも無くナイフで刺した。
危うく致命傷を避けるレヴィだが、エラはレヴィを殺そうとするその手を止めようとはしなかった。
その時丁度レヴィの様子を見に来ていた軍学校の担当教官が部屋の有様を目撃。
現場の判断でエラを射殺。
レヴィは自らの目の前で母の射殺される姿を目に焼き付けることになる。
間一髪死を免れたレヴィだがその時点で彼の中の何かが壊れたのは言うまでも無い。
吃音症を患ったのもこの時である。
完全にパニックを起こしたレヴィと押さえようとした教官がもつれ合い、レヴィは父の形見のナイフで教官を刺殺してしまう。
教官を殺したことで心を病みながらもある意味での落ち着きを取り戻したレヴィは失踪。
軍はこの事件についてどう扱うかを悩むことになる。
凄惨で悲劇としか言いようの無い事件だが軍学校の生徒が殺人を犯し、しかも危険な状態で街に消えたなどとは言えないという意見があったからだ。
そうこうしているうちにレヴィは更なる殺人を犯す。
容疑は強盗と警官殺し。
レヴィはその異能ゆえに大量の食事を必要とする。飢えをしのぐためにコンビニや食料品店で強盗を繰り返した。
当然警官に追われたが不幸なことにレヴィの持つ能力がことごとく追っての警官を殺すことになる。
それはレヴィの異能ではなく、軍人としての才能である。
レヴィが最も得意とするのは軍隊格闘、それも特殊部隊における暗殺術。いわゆる『サイレントキル』である。
街中に潜み、隠れ、音も無く気付かれることすらなく追っ手を殺して逃げ続けていた。
この事態になって軍は完全にこの事件を一般には漏らさないことを決定する。
幸い殺されているのはこの時点で警察官か追っ手に派遣された軍人だけ。
強盗事件では抵抗した人間がいないからか一般人はまだ被害にあっていなかった。
これを踏まえて軍は情報を完全に抹消。
死んだ軍人と警官は全て他の事件で殉職扱い。そしてレヴィは身寄りも無かったので軍学校の記録からも社会からも抹消される。
そして軍は密かにレヴィを追うことにする。
なお、軍の中でも出来る限り情報が拡散しないようにされたため事件の詳細を知るものは少ない。
一方のレヴィ本人は逃げ続けるのが限界になってくる。
軍が本腰を入れて殺しに掛かってきたのと、強盗で手に入る食料だけでは自分の肉体を維持できなかったからだ。
逃げ疲れたところでレヴィを拾ったのが紅龍会の構成員だった。
どこで情報を仕入れてきたのか、すでに疲れきって動くこともやっとのレヴィに接触。
レヴィを抱きこむ。
やり方は簡単だ。ただ暖かい寝床と食事を与えて普通に接するだけであった。
そしてレヴィに仕事をしてさえくれれば居場所を提供すると申し出たのである。
別にレヴィは感銘を受けたわけではない。
ただ、誰かと一緒にいるのが少し心地良かった。それだけである。
きっとタイミングさえ違えば同じ方法でどこへでも行けたのかもしれない。
ただ、偶然レヴィに手を差し出したのがマフィアだった。それだけである。
その後、レヴィの実家から母エラの大事にしていた赤いダッフルコートが消える。
誰もそのことには気付かなかったが。
こうして赤いコートの暗殺者、【ダッフル】レヴィは生まれたのである。
・レヴィの身長体重
身長:175センチ
体重:60キロ以下で変動(異能の影響でカロリーを常に消費し続けるため食事を取れたかどうかで急激に体重が変わる)
・リーンという猫:
レヴィが15歳か16歳のとき(詳細未定)、リーン(ゆうなさんのキャラ)と出会う。
紅龍会の建物付近でレヴィが当時10歳(くらいという話)のリーンを拾う。
それはもう猫を拾う感覚で、レヴィはいまだにリーンのことを猫あつかいすることがある。
・美食倶楽部
誰が呼んだか美食倶楽部。
紅龍会の中に存在する一種の部活動。非公認。本人たちが勝手に集まってるだけ。
活動内容はたまに集まって食べる。それだけ。
現在のメンバーは↓
レヴィ
リーン
プルウィア
ユンファ
黒狸
(美食倶楽部はメモとしてここに挙げるものであり、montaが管理運営しているというわけではないので注意。あくまでも参加者の自由気ままに形作られたものである)
・顔、表情に関するデザイン
まあ、簡単なものですが以下の通り。
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