三郎
「君も食べるかね? 今日のカレーはいい出来だよ」

名前:三郎(1051代目井上源三郎)
『天国に至る経緯』の主人公。32歳男性。日本人。
魔術研究機関『イワト』で遺伝子から複製されたクローン人間。
同じ源三郎のクローンは常に何体も作られており、作られたクローンはそれぞれ教育を受けて育てられ、殺しあわされる。
生き残った源三郎で優秀なものが名前を名乗ることを許され、その遺伝子からまた新たなクローンを作る。
名乗ることを許されたクローンは組織のポストを与えられ、手駒とされる。
そのためにクローンはイワトの命令を無視できないように手が加えられている。
出来上がった優秀なクローンは魔術、『気脈操作術式』の習得に励み、その腕を高めることも目的。イワトはこうしてレベルの高い魔術師を作り出そうとしている。
現在の1051代目源三郎はイワトの中でも高い魔術素養を見せており、暗殺要員として使われている。
最近は「やる気が出てきた」などと口にしている。
好物はカレー。料理は得意ではないが、カレーなら作れる。
整理整頓など、生活面はとてもだらしないのでよく呆れられる。
こんな人生を送りながらも趣味は絵を描くことであり、イワトが美術教師の肩書きを持たせて高校に潜伏したこともある。
ちょっと達観気味で独特な口調が特徴。左頬に傷痕がある。
『天国に至る経緯』の後、三郎と名乗り『金星号』に乗車。旅を楽しむ。
現在『金星号』を降りて再び戻ってきたという。

※『天国に至る経緯』は現在執筆途中。『金星号』は半ば同時進行していた。『天国に至る経緯』とその後のエピソードを書く為に『金星号』を降りている。


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